☆よくある質問(整体)
膝の水抜き
膝の水抜き
2月にあった沖縄マラソン(2月)出場後に膝のお皿まわりが貼れぼったく痛みもありましたが、自分で調整してあやはしマラソン(4月)に
影響がでないようにできました。
ですが、あやはしマラソンに出たら、また痛みが出たので、これは、いい体験になるのでは、と思い放置。
案の定、痛みが良くならない。
という事で整形外科さんに行って来ました!
予想通り!
水が溜まっていました!!
いい経験が出来きた。
水抜きのイメージは、関節の隙間にグリグリ注射を押し込んでと聞いていたのですが、意外に痛くない。
というかほとんど痛くない。
誰から聞いたんだろ・・・
さて、溜まった水は抜いた方がいいのか?抜かない方がいいのか?
ということで悩む方が多いと思います。
基本的に、膝に水が溜まるのには原因があります。
その原因を抑えていかない事にはまた、水が溜まるだけです!
まずは、水を溜まる原因を抑える必要があります。
普段、膝に溜まっている水は関節のすべりをよくする為に関節包に入っている潤滑液です。
主な成分は、ヒアルロン酸です。
必要以上に水が溜まる理由は関節周囲の関節包、靭帯、軟骨、半月板などの組織で炎症が起こり、それを修復しようとして水が溜まっていきます。
そして、この炎症で溜まる水は普段、関節の中を満たしている潤滑液とは違います。
この水は炎症を起こしている場所を治そうと集まった液なので潤滑液ではありません。
すり傷をしたら、皮膚から透明な液や血がでますよね?
それです。
普段、関節の液の中に入っている水の色は、無色透明なのですが、抜き取った水の色で関節がどのような状態かを予測できます。
一般的には、にごりが強くなるにつれて血液が多い状態です。
私は黄色だったのと(下写真)
レントゲンを撮って頂いて、半月板は十分な厚さがあったのでまだ、軽いようです。
つまり、炎症を起こして溜まる液は、潤滑液とは違うのでこの水が増えるとすべり具合が悪くなります。
という事は、関節に負担がより加わるわけで痛めやすい状態です。
あと、水が溜まりすぎると潤滑液を包んでいる関節包が広がっていきます。
それが、習慣化されると関節包が広がるので水が溜まりやすい状況になります。
包みの中がパンパンになりそれだけで、関節が曲げにくくなります。
筋肉の柔軟性をだし強化したりすればある程度カバーできると思いますが、できれば広げたくないところです。
この水はむやみやたらに抜くのはよくありませんが、上に書いたように
①膝が曲がりにくい
②水に血液が混じっている
という場合には、関節に負担をかけない為に水は抜いた方がいいです。
ほおっておいて、関節の潤滑液の質が悪いと関節が次第に悪化していきます。
ただ、何度も言いますが水を抜けばいいという訳ではなく水が溜まり易い原因を抑えないことにはまた、水が溜まるだけです。
つまり、水が溜まりにくい状況を作る必要があります。
膝の構造はどうなっているのか?
膝の構造(骨)
http://hushigiseitai.ti-da.net/e6981218.html
膝の構造(筋肉)
http://hushigiseitai.ti-da.net/e6972215.html