写真:毒女ニュース 芸能人美脚ランキング1位
http://www.officiallyjd.com/archives/60816/
さすが、女性は美脚に対して目が高いですね。
細すぎず、太過ぎず、健康そうな脚を選んでます。
今回は、前回のアンチエイジング 老いは脚からのつづきです。
静脈弁の説明とアンチエイジングのための筋肉の大事さを書きます。
前回は、
・体全体の筋肉量は脚に70%ある。
・否応なく年が1歳増すことに心臓の機能は1%低下する。
・血液の流れで特に静脈の流れを助けるのは筋肉と静脈弁である。
ということを書きました。
前回の記事
静脈弁
静脈弁(じょうみゃくべん)とは静脈に存在する血液の逆流を防ぐために心臓に向かって付着する弁です。
情報 wikipediaより
写真:COVIDIENより
http://www.think-vein.jp/about1.html
逆流を防ぐ弁
「逆流を防ぐ弁がなぜ必要なのか?」
血液は手先や足先と体の末端まで心臓から送られますが、立位や座位の姿勢で末端から心臓に血液が戻る場合には重力に逆らはなくてはいけません。
末端まで送られた血液は、心臓に戻るのは一苦労するわけです。
滝から落ちる水を例にすると、水は基本的に高いところから低いところへ流れ、強い風でも吹かないかぎり高いところへ水は流れません。
心臓のポンプ作用と静脈弁があることで、血液の流れをスムーズにしています。
また、静脈は血液の汚れを運んでいるので、それが逆流したら痛みやむくみの原因になります。
筋ポンプ作用
また、筋肉はその逆流を補助する作用があります。
それは筋ポンプ作用と言われています。
筋肉は働くと伸びたり縮んだりします。
血管は筋肉の間を通っているので血管に圧迫と解放が繰り返されて、静脈弁があるおかげで逆流せずに心臓方向に血液は流れます。
立位のままでまったく動くなと言われたら、普通は苦痛を感じますよね。
それは、立ちっぱなしで筋肉のポンプ作用が働きにくく血液の流れが悪くなり疲労物質が筋肉に蓄積するため痛みを感じます。
写真:神陵台小学校のHP
http://www2.kobe-c.ed.jp/srd-es/index.php?key=jo5j1m1ff-71
むくみは事務職の人や立ちっぱなしの人に起こりやすいのは、こういった理由からです。
体を動かさないので筋肉のポンプ作用が働きにくく、手足の末端まで送られた血液が戻らずにむくみやすくなります。
事務職なら座ったままで脚の筋肉を使わないので血液は心臓に戻りにくく、立ちっぱなしの仕事は先に書いた通りです。
太った脚だと?
その脚に脂肪がいっぱいついていたらどうなるでしょうか?
さきほど静脈内の血液は筋ポンプの補助が働くと説明しましたが、脂肪には筋肉のように収縮や圧迫が働かず補助がありません。
もちろん血液は筋肉に送られているだけじゃなく、脂肪にも送られています。
つまり、体脂肪が多ければ血液は戻りにくいので心臓のポンプ作用に頼り心臓に負担がかかります。
心臓に負担をかけると?
心臓の拍動は、細胞分裂の回数が遺伝子に組み込まれているために生まれてから死ぬまでの間に回数が決まっていると言われています。
心臓に負担がかかると、血液の流れを良くしようとがんばって拍動を増やしまうので、寿命が短くなると言えます。
まわりを見渡してみて、60歳だけど80歳にみえる人もいれば、80歳でも60歳にみえる人がいます。
後者の若々しさは、筋肉の量としなやかさと肌年齢や姿勢です。
それは血液の循環不良が影響を与えます。
心臓の動きを助けるためには脂肪を減らし、筋肉の量を増やす必要があります。
アンチエイジングを成功させるには?
アンチエイジングは若返る、または、老化を止めることを指します。
そのためにサプリをとったり、食事を変えたりしていますが、運動はしたくないという方が多いのではないでしょうか?
厚生労働省の調べでは習慣的に運動を行っている人は全体の1~2割程度です。
いくらいいサプリをとっても、体にいい食事をとっても、それを体の隅々までおくるのは血液です。
血液の流れが悪くては、体の末端にまでせっかくの栄養が送れません。
高いお金をかけているのならもったいないです。
体の隅々まで細胞へ栄養を送るのなら血管年齢を若返えらせるために運動はかかせません。
その筋肉は脚に70%あります。
脚の筋肉をつけることがアンチエイジングの基本です。
脚を大事にしなくてはいけません。
めんどうくさいと思いませんでした?
めんどうくさいと思いがちですが、めんどうくさいことは大事なことです。
以前、NHKのジブリ特集で宮崎駿さんがおっしゃってました。
過去の記事「めんどうくさいは大事なこと」
http://hushigiseitai.ti-da.net/e7337780.html
今めんどうくさいと思っていることを書いてみてください。
大事なことが多くないですか?
めんどうくさいことはみんながめんどうくさいと思っていることが多いです。
それをすれば、比べられた時に差ができます。