腰痛悪化注意報
沖縄では、11月、12月、4月、5月に腰を傷める方が多く来院します。
これは、季節の変わり目の急な温度差によって体がついていけないのが原因と思います。
寒い日から急に暖かくなったり
暖かい日から寒くなったり
体の状態が温度差による変化についていけずに症状がでやすくなります。
また、救急車のサイレンをよく聞いたり、新聞のおくやみ覧が多くなるのもこの時期です。
寒暖差の影響で腰痛が悪化するのは理由は、2通りあります。
①:これまでの生活で骨格の歪みができていて、寒さで筋肉が硬くなり歪みが増長し神経を傷めてしまう。
②:急な寒さで脊柱周囲の小さい筋肉が硬くなり、ちょっとした動きでもその筋肉が肉離れを起こす。
予防法
予防法はいたって簡単で、体を冷やさないことです。
①寝起きにお風呂に入って腰を温める。
②腹巻きをして腰を温める。
こうすることで急な寒暖差から腰を守ることが可能です。
対処法
もし、ギクっ!と腰を痛めてしまったら
①できるだけ早く患部をアイシングしてください。
これだけで治るスピードは2~3倍に変わります。
当院にギックリ腰でこられるお客様は対処法で暖めたという方が多いのですが、温めるのはおススメできません。
程度が軽ければ温めることで痛みは和らぐのですが、痛めた傷がひどい場合には、温めると余計痛くなることがあります。
整体では、傷ついた組織を瞬時に治すことはできませんが、治りやすい環境を作ることができます。
ギックリ腰で増長されている歪みを抑えることができます。
激痛で腰を伸ばせない、歩くのもままならない方でも早い人であればその場で歩けるまで回復する方もいます。