神経や血管
目からわかる病気。内臓疾患は目に表れる。
1日のうちに体重計は載らなくても、歯磨きをしたり、化粧をしたりする際に1度くらいは顔を見ますが、昨日までは別にどうってことなかったのに目の周りがむくんでいたり、目の下のクマが強くなっていたりしますが、それは何かしらの体の反応です。
ひょっとして何かの病気の前兆?と軽く思いがちですが、その状態があまりに長いと不安になったりします。
内臓の病は異常があっても痛みがでにくくわかりにくいのですが、顔や体ににでてくるものです。
今回は、顔の中で血液の状態がでやすい目について書きます。
自分に何か当てはまることがあれば、その病気が潜んでいるかもしれません。
長期化しているのであれば、病院での診断を受けて下さい。
目からわかる病気。
目には毛細血管がたくさんあり、血管の状態を把握できるため検査で使われます。
健康診断でも目の下をグイっと舌にひっぱられたり、ライトを当てられたりします。
血液の栄養は肝臓で与えられ、浄化は腎臓でされるのでその影響が目のまわりにでてきます。
目の疲れ、かすみ、ぼやけ、視力低下、ドライアイ、クマやくすみなど
①まぶたのむくみ 腎臓・胃・心臓の問題
②目の下のクマ 血行不良
③目の下のシワやくぼみ 老化
①まぶたのむくみ
寝すぎ、飲み過ぎ、泣きすぎたりすると目はむくみがちです。
写真:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1380922933
寝すぎ、飲み過ぎ、泣きすぎからくるむくみであれば良いですが、日々の生活習慣の積み重ねからくるむくみやアレルギーからおこるむくみだとほおっておけません。
むくみは、体の水分の処理がうまくできないと起こります。
体の水分の処理は主に腎臓でおこなわれ尿として排出されますが、その腎臓の機能が低下していればむくみとして表れます。
参考:http://plaza.umin.ac.jp/~kidney/mukumi.html
また、心臓の機能が低下してもむくみとして現れる場合があります。
心臓は血液を体の隅々まで血液を循環させる役割を持ってますが、心臓が弱ると血液が心臓へ戻る力も弱まります。
血液が戻りにくいと血漿が血管からあふれむくみとなってあらわれます。
(参考:http://www.jhf.or.jp/heartnews/vol34.html)
その他、胃炎や目の病気(結膜炎など)、アレルギーでもまぶたがむくんでしまいます。
また、体の筋肉が少ない人ほどむくみやすくなります。
②目の下のくま
写真:http://ameblo.jp/mizutanimaron/entry-10431134113.html
目の下の皮膚は他の部位より薄く皮膚の下を通る毛細血管の影響があらわれます。
なんらかの影響で血液の酸素量が減ると血液が黒ずんできます。
それは、~の影響で目の下は血液の状況が出てしまいます。
また、目の下に脂肪が過剰にある場合や色素沈着でも目の下にくまができます。
参考:http://www.biyougeka.com/column/around_eyes/undereye_circle/
③目の下のシワやくぼみ
また、紫外線により皮膚が硬くなりシワの原因となる場合があります。
この方はドライバーをしており、片方だけ長年紫外線を浴びてしまった結果。
写真:http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=14709
目のくぼみは、シワと同じく水分量が減ることでおこります。
体の水分量は乳幼児では80%だったものが、成人で65%、高齢になると50%まで低下します。