☆歪み(ゆがみ)
筋肉のコリでも体は歪む 三
さて、前回からの続きで「筋肉のコリによる骨格の歪みについて」です。
筋肉のコリで骨格は歪む
前回と前々回は筋肉が働いて関節が動くと筋肉は硬くなるという話をしました。
前回記事
筋肉のコリでも体は歪む 二
下の図のみで説明したので、ちょっとわかりずらいという指摘をうけましたので今回はその補足になります。
脚まわりの筋肉と骨盤の図では、わかりずらいと指摘があったので、さらにわかりやすく棒を骨、ゴムを筋肉と例えて棒とゴムで説明したいと思います。
上の図では、ゴムAとゴムBの強さが均等な状態なので棒は地面に対してまっすぐ立ちます。
とても簡易的な説明になりますが、つまり、人を正面からみた場合に右の筋肉(ゴムA)と左の筋肉(ゴムB)の筋肉のコリ(異常収縮)がなければまっすぐに立ちます。
ですが、下の図のようにゴムAが強い場合だと棒はゴムの強い方に倒れます。
これをさきほどと同じように正面から人を見た場合を例にすると、右側の筋肉(ゴムA)が強ければ右側に体は傾きます。
体の歪みは筋肉だけが原因だけではなく、生まれ持った骨の長さが違っているためにそれを補正しようと歪んでいたり、慢性的な筋肉のコリや長年の姿勢不良がつづくと骨を固定する靭帯が歪んだ骨格を維持するなどあるため筋肉を調整すれば歪みがよくなるものではありません。
だからと言って筋肉のコリをほおっておけばチリも積もれば山となるで骨格の歪みや生活習慣病の元となっていきます。
日頃の体のケアが今の体の健康状態をつくりますので、健康管理にはお気を付けください。