筋力低下の弊害冷え
「冷え」
血行不良は、心臓から送られる血液がスムーズに循環しないことですが、その原因はこのことから
・心臓の機能低下。
・血管の機能低下。
が考えられます。
冷えの原因
心臓と血管の機能低下の原因は、加齢や病気による症状を除けば筋肉を使わないことにあります。
加齢による心臓の機能低下は、年に1%ですが、それに加えて運動不足で筋肉を使わなければ余計に筋肉は細くなっしまいます。
血液循環は、心臓のポンプ作用の他に筋肉の収縮によって助けられています。
その筋肉が細くなると血液の循環が悪くなり、冷えを感じます。
さらに、手足は心臓から離れているので、血液の流れが悪くなるのでより冷えを感じる部位です。
また、東洋医学の考えでは冷えは水分の過剰摂取や排せつ機能の低下となっています。
水毒という言い方もあり、冷えるとむくみとなります。
水は冷却作用があります。
その水が体の中にたくさんあれば、体全体が冷やされてしまいます。
冷えは整体で改善できる?
整体で冷えを改善できる?
・整体での冷えの改善は、関節の可動域が広がることで筋肉が使われやすくなる。
・筋肉を圧迫をすることで血液の循環を助ける。
・猫背の場合、代謝は下がり、自律神経のバランスがくずれやすいので、猫背が改善するとこれらが改善します。
ただし、整体はあなたを補助しているにすぎません。
整体を受ける回数が増えれば効果が高くなるし、受けなければ元に戻っていきます。
運動も同じことが言えます。
運動の回数が少なくなれば効果は弱まり、やめれば元にもどります。
どちらも継続しなければいけません。
血液の循環を良くする薬もありますが、それは臓器に負担がかかります。
まずは、自分でできることをやれるだけやって効果が見込めないという場合に薬に頼るという順番で行わなければ、年齢が増すごとに薬の量は増え、臓器への負担が増し、違う病気にかかりやすくなってしまいます。
めんどうくさいと感じると思いますが、めんどうくさいことは大事なことです。