美脚
アンチエイジング 筋力が衰えると
筋力が衰えるとは筋肉が細くなること。
筋力が衰えると
誰でもいずれは死ぬものですが、できれば苦しむ時間は短く死にたいものです。
苦しみながら死ぬ病気としてガンがあります。
そのガンは、今日本では2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死亡します。
全国健康保険協会より
これまでなんども、体の健康面や美容面で筋肉が重要ということを書いてきました。
特に脚には体全体の70%もの筋肉があり脚を動かすことが大事です。
ガンに限ったことではないですが、病気に対する免疫力をあげるには血流の改善が第一です。
血流を改善するには、筋肉量を増やす(運動)という方法があります。
別な考え方をすれば、運動しなければ筋肉は減り、そして血流が悪くなるので免疫力が下がり病気になりやすいと言えます。
運動しなければ筋肉が減る(筋繊維が細くなる)ことは専門用語で廃用性筋萎縮といいます。
例えば、宇宙飛行士が宇宙に行った時に無重力状態にあるため筋肉が細くなって、地球に戻った時には車椅子での生活になる。
また、骨折を経験したある方ならギブスを外したら骨折をする前と比べて筋肉が細くなっていた。
筋肉の低下は、ベッドで安静にして寝ている状態で動かさないでいると1週間で約2割程度も筋力が弱まり、3週間で約半分にまで落ちると言われています。
ですが、筋力を増やす場合には運動療法を1週間行っても1割程度しか増えません。
筋力は低下しやすく、増加しにくいわけです。
増えやすく減りにくい脂肪とは逆ですね。
つまり、増やすことも大事ですが減らさないで維持するための運動も大事です。
一般的には年齢が1年増すたびに筋力は1%減りますが、それを防ぐには運動をして筋肉を増やす。
または、減らないように運動をする必要があります。
ほおっておけば80歳を過ぎたころには30歳の時の筋力の半分になってしまいます。
年をとってから筋力を増やそうとしても年を増すごとに成長ホルモンは減っているので、なかなか増えにくいものです。
今、体に不調を抱えている人はなおさら運動を薦めます。
不調になりすぎて気力が減ってしまってからでは、運動するのにかなりがんばらなくてはいけません。