肩関節に痛みがでる原因は、以下のものがあります。
・肩の腱板損傷
・頸椎や胸椎上部の歪み。
・肩甲骨の動きを妨げる筋肉。
・痛みによる防御反応。
・痛みの閾値の低下。
・猫背。
腱板とは、主に肩甲骨に付着している筋肉で、以下の筋肉です。
棘上筋。
棘下筋。
肩甲下筋。
小円筋。
腱板の損傷は重度になると断裂することもあり、手術しなければ治らない場合もあります。
断裂となると整体では、治すことはできず、病院での手術やリハビリ後のケアとなります。
○防御反応
動作痛が慢性化すると痛みを怖がり、動かす前から痛みが出るような動きを察知し、筋肉を硬くさせます。
それがずっと繰り返され、筋肉が硬くなり、関節の動きに制限をかけます。
それにより、さらに肩関節の動きに支障がでてくることがあります。
このような状態になると、改善には時間がかかるようになる為、重度の腱板損傷ではない限りできるだけ早く施術を薦めます。
また、慢性化していれば筋肉が細くなり、筋肉が細くなる事でその筋肉の負担が大きい為に痛みが出やすいくなっています。
その為、多少痛くても肩を動かすリハビリも必要になってきます。