☆自分で治す。
スポーツ後の痛みを軽減 アイシング
アイシング
何かスポーツをして痛めた場合にする応急処置として選ぶのは温めることが多いと思います。
ですがそれは、ある程度時間がたってからやった方がいいもので、まずは冷やす!これが先決です。
なぜ、冷やすのか?
痛めたり、ケガをしている状態は筋肉・靭帯・軟骨・関節包などが炎症を起こしています。
炎症とは、筋肉・靭帯・軟骨・関節包などの組織が傷ついている状態です。
その炎症をおこしている状態にその部位を温めるのはよくありません。
例えば、もし手に切り傷があった場合にその切り傷を暖かいお風呂の中に入れたいと思わないと思います。
お風呂の中にその手を入れたらどうでしょう?
ジンジン、ヒリヒリしないでしょうか?
炎症とは、組織に傷がついてそれを治そうと血液をその場所に集めています。
血液が集まるから良さそうに思えますが、集めすぎも良くありません。
血が集まりすぎると組織はむくみのようにパンパンに張ってきます。
むくむと血管を圧迫するので血液の流れが悪くなります。
患部を治そうとして血液を集めてるはずなのに、治りが遅くなってしまうのです。
そこで必要となるのがアイシングです。
アイシングをする事で血の流れを適度になり治る力があがります。
また、冷やされると麻酔効果のように知覚が麻痺して痛みが和らぎます。
そのほかに血の流れを抑える方法として圧迫と挙上、休養があります。
それぞれの頭文字をとってRICE処置と言われています。
Rest 休養
Ice アイシング
Compression 圧迫
Elevation 拳上
圧迫と拳上は重症(骨折、捻挫、出血)の場合に行います。
アイシングの方法
氷を袋に詰めたものを患部に10~15分ほどあてます。
そして1時間ほど、間を空けて再度アイシングします。
これを繰り返します。
冷やし過ぎると、ヤケドして悪化する場合もあるので氷嚢は布で包んでします。
冷やしている最中は5分おきに患部を見て異変が起きてないか確認しましょう。
冷やすと麻痺してくるので異変がおきてもわかりずらい状態です。
写真は私がマラソンで痛めた膝を冷やしているものです。
クーラーパック(100円ショップ)
ハンドタオル(100円ショップ)
サポーター(2000円くらい)amazonにて
を使っていますが、簡単にビニール袋に氷を入れてそれをタオルで包んで患部をやさしくさするだけでも十分効果があります。
私は手で押さえつけるのが面倒なので、サポーターを使って固定しています。
私の方法」
①膝の上にハンドタオルを置いて
②その上にアイスパックを置きます。
③それを包み込むようにサポーターで固定します。
これで、冷やしながら歩く事ができます。